世界を呑む食のエンタメ革命!巨大配信と東宝が仕掛ける独占裏側
群雄割拠の動画配信サービス業界において、食コンテンツは加入者の継続率を担保するキラーコンテンツとして位置づけられている。熾烈を極めるプラットフォーム間の主導権争いで、Netflixに対抗すべく独自色を強めているのがAmazon Prime Videoだ。同サービスは日本発のバラエティ豊かな食企画を積極的にグローバル配信のラインナップへ組み込み、海外ユーザーの囲い込みを狙う。
この潮流の中で、独自の輝きを放ち続けているのが株式会社テレビ東京である。深夜帯の低予算ドラマから始まった食のエンタメ化を一つの確固たるジャンルへと育て上げた同局の慧眼は、配信全盛の時代において圧倒的な強みとなった。無駄を削ぎ落としたフォーマットの美しさは、海外の配給会社からも極めて高い評価を受けている。
テレビ東京が培った「ローカルかつ日常的な食の魅力をドラマに仕立てるノウハウ」と、巨大配信プラットフォームが持つ世界規模のリーチ力。両者の思惑が交差する提携やライセンスビジネスは、従来のテレビ番組輸出の枠組みを根底から塗り替え始めている。