電源オフでも見つかる!アップルウォッチを探す完全版マニュアル

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紛失パニック時に最も多発する取り返しのつかない致命的な過ちが、iPhoneのWatchアプリから「ペアリング解除」を実行してしまうことです。

「一度リセットして再接続を試みたい」「個人情報が怖いから紐付けを消したい」という心理からペアリング解除を選んでしまう利用者が後を絶ちません。しかし、ペアリングを解除すると、第三者による再利用を強力に防ぐアクティベーションロックが無効化され、同時に「探す」アプリからの位置情報追跡機能も完全に遮断されてしまいます。手元に戻る可能性を自らゼロにしてしまう行為であるため、デバイスが手元にない状態でのペアリング解除やアカウント削除は絶対に避けてください。

自力での回収が困難と判断した段階で、行うべき正しいセキュリティ処置と公的手続きは以下の通りです。

【ステップ1:紛失モードの設定】
「探す」アプリからApple Watchを選び、「紛失としてマーク」を「有効」にします。これにより、Apple Payのカード機能が即時停止され、画面上に任意の電話番号と「拾得された方はご連絡ください」といったメッセージがロック画面に固定表示されます。

【ステップ2:シリアル番号の確認と警察への届出】
公共交通機関や最寄りの警察署・交番へ向かい、遺失届を提出します。この際、iPhoneの「設定」>「ご自身の名前」>「Apple Watch」から確認できる12桁前後のシリアル番号(またはIMEI番号)を控え、遺失届の特記事項欄に正確に記載してください。警察庁の拾得物照合システムではシリアル番号が極めて強い照合キーとなるため、保管された際の返還スピードが格段に早まります。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。