指に力が入らないのはなぜ?脳梗塞や神経障害のサインと受診の目安

指に力が入らないのはなぜ?脳梗塞や神経障害のサインと受診の目安についての疑問解決ガイドをお届けします。

末梢神経そのものではなく、神経の根元である「首(頚椎)」のトラブルから指先の力が入らなくなるケースも頻発しています。代表的な疾患が頚椎症性神経根症や頚椎椎間板ヘルニアです。

加齢に伴う頚椎の変形や、長時間のデスクワーク・スマートフォンの不適切な姿勢によって椎間板が飛び出し、脊髄から腕へと枝分かれする神経根を圧迫します。特徴的なのは、指先だけでなく首から肩、腕の外側や内側にかけて放散するような鋭い痛みやしびれを伴う点です。

首を後ろに反らしたり、痛む側へ傾けたりすると神経がさらに圧迫され、手先のしびれや脱力感が増強します。重症化して脊髄本体が圧迫される「頚椎症性脊髄症」に進行すると、両手の細かい作業(箸の使用やボタン掛け)が困難になるだけでなく、歩行障害や排尿障害を伴うこともあるため、首周辺の違和感を伴う脱力は見過ごせません。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。