品川の街角で起きている静かな熱狂——スクエア荏原が提示する2026年型コミュニティ拠点のリアル
「ひらつかホール」の音響設計は、一般的な自治体ホールとは一線を画す。プロの本格的な演劇公演から、地元のダンススクールによる発表会まで、音の抜けと舞台の見やすさは折り紙付きだ。しかし、この施設の凄みはホールだけにとどまらない。
アリーナやイベントスタジオ、さらには本格的な調理室までをワンストップで備えている点だ。個展を開いた足で料理教室に参加し、夜はアリーナで汗を流す。そんな複合的な体験が同じ屋根の下で完結する。施設利用者の男性は「大手都市型ホールのような堅苦しさがない。プロとアマチュアの境目がいい意味で曖昧なんです」と語る。