夏目雅子と夫・伊集院静の愛の軌跡|わずか1年の結婚生活と真相
愛妻を突如失った伊集院静氏の悲嘆は凄まじく、死後は無頼な生活に身を沈め、ギャンブルや酒に溺れる過酷な喪失期を過ごしました。しかし、その深い絶望と哀しみを昇華させたことが、作家への本格的な転身を後押しします。
作詞家として近藤真彦さんのヒット曲『愚か者』を手掛けて日本レコード大賞を受賞したほか、1992年には短編小説『受け月』で第107回直木賞を受賞。文壇を代表する大作家として不動の地位を築き上げました。
私生活では1992年、女優の篠ひろ子(しの・ひろこ)氏と再婚を果たします。篠氏は伊集院氏の荒んだ心を包み込み、宮城・仙台への移住を経て、夫の作家活動を陰から献身的に支え続けました。夏目雅子さんの写真を生涯大切に持ち続けていた伊集院氏の心境を、篠氏も深く理解し受け入れていたと言われています。