ホロライブ中国撤退と桐生ココ騒動の全真相|炎上理由から現在までを解説

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騒動の発端は、2026年9月24日および25日に行われた2本の生配信でした。まず9月24日、ホロライブ1期生の赤井はあとさんが自身の配信でYouTubeアナリティクス(視聴者分析画面)を表示し、地域別視聴者比率の上位国として「台湾」の名前と数値を読み上げました。

その翌朝となる9月25日、英語圏を中心に爆発的な人気を誇っていた4期生の桐生ココさんが、自身の看板朝番組「あさココLIVE」にて同様にアナリティクス画面を引用。「上位の国々」として日本、アメリカなどに並び「台湾」を紹介しました。YouTubeの管理画面上、地域データが国・地域名(Country/Region)として標準分類されていた事実をそのまま画面に映し出し、読み上げたにすぎない自然な配信演出でした。

しかし、この「台湾発言」が中国本土の「一つの中国」原則に抵触するとして、動画共有サイト「bilibili(ビリビリ動画)」を中心とする中国のネットコミュニティで急速に拡散され、激しい批判へと発展します。当時、ホロライブはbilibiliでの公式ミラー配信や限定番組を精力的に展開し、中国国内でも絶大な人気を獲得していた最中でした。タレント本人に政治的意図は一切なかったものの、プラットフォームの仕様表示を読み上げた行為そのものが、中国のネットユーザーによるナショナリズムを刺激する形となってしまったのです。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。