洗濯機の外置きはやばい?故障・盗難リスクの真相と後悔しない対策

洗濯機の外置きはやばい?故障・盗難リスクの真相と後悔しない対策についての最新情報を徹底解説します。

なぜ市場にはこれほど多くの洗濯機外置き物件が存在し、なぜ例外なく割安なのでしょうか。その背景には、日本の集合住宅建築における歴史的な配管設計と、不動産経済の合理性が絡み合っています。

住宅設備調査やハウスコムなどの不動産流通データによると、外置き物件の多くは1980年代から1990年代初頭のバブル期前後に建てられた木造アパートやRC造マンションに集中しています。当時は、限られた専有面積(15〜18平米程度)のなかで居室スペースを少しでも広く確保するため、給排水管をベランダや共用廊下側に直線配管する設計が標準的でした。

室内設置に変更するには、床の解体、給排水立ち上げ管の新設、防水パンの設置、専用電気配線(アース線含む)の引き直しなど、1室あたり30万円から50万円規模のリノベーション費用が発生します。オーナー側がこの改修コストを回収できないと判断した場合、室内化を見送り、その代わりに周辺相場より毎月5,000円から1万5,000円程度安い家賃設定で入居者を募集します。これが、洗濯機外置き物件が安価に供給され続ける構造的なカラクリです。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。