副鼻腔炎から中耳炎になる原因とは?耳の痛みや閉塞感への正しい対処法

副鼻腔炎から中耳炎になる原因とは?耳の痛みや閉塞感への正しい対処法の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

副鼻腔炎と中耳炎を同時に発症している場合、耳だけの処置を行っても根本解決には至りません。「耳の炎症を抑える治療」と「鼻の感染源を断つ治療」を並行して進めるのが耳鼻咽喉科での標準的な治し方です。

細菌感染による急性中耳炎に対しては、原因菌を特定したうえで効果的な抗生物質の内服治療が行われます。ペニシリン系やセフェム系などの抗菌薬を適切な期間きっちり服用し、中耳および副鼻腔内の病原体を徹底的に除菌します。症状が少し和らいだからと自己判断で服薬を中断すると、耐性菌の出現を招き、再発を繰り返す要因になるため処方通りの完服が必須です。

痛みが激しく鼓膜が赤く腫れ上がり、破裂寸前になっている急性中耳炎に対しては、鼓膜をわずかに切開して中に溜まった膿を吸引・排出する「鼓膜切開術」が選択されることもあります。切開を行うと劇的に痛みが消失し、中耳粘膜の回復が早まる利点があります。切開した微小な穴は、炎症が治まれば通常数日から数週間で自然に塞がります。

同時に、ネブライザー吸入による局所的な抗炎症薬・抗菌薬の投与や、鼻腔内の膿を吸引除去する処置を行い、耳管周囲の通気性を確保することが完治への最短ルートとなります。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

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