なぜ冷めても絶品?栗原はるみ流「筑前煮」黄金比と煮崩れない極意
栗原はるみさんの和食定番レシピにおいて、味付けの要となるのが調味料の絶妙な配合比率です。甘みと塩気のバランスが完璧に整えられており、素材ごとの個性を邪魔しません。
味付けのベースとなる黄金比は、「だし汁+干し椎茸の戻し汁:醤油:みりん:酒:砂糖=8〜10:1:1:1:0.5」を基準に組み立てられます。ここで欠かせないのが、筑前煮における干し椎茸の戻し汁の活用です。戻し汁に含まれるグアニル酸は、鶏肉のイノシン酸、昆布やかつお出汁のグルタミン酸と合わさることで、相乗効果による圧倒的な旨味の深みを生み出します。
砂糖とみりんの甘みを先に入れ、醤油を複数回に分けて加えることで、味が均一に行き渡り、艶やかな照りとまろやかな後味が生まれます。