ワンオク『アンサイズニア』の真の意味とは?Takaが刻んだ言葉
『アンサイズニア』は、同年にリリースされた傑作アルバム『残響リファレンス』の先陣を切るリード曲としての役割も果たした。この時期のONE OK ROCKは、従来のオルタナティヴ・ロックの重厚感と、洋楽のエモ(EMO)シーンに通じる情緒的なメロディラインを高次元で融合させることに成功していた。
ソリッドに研ぎ澄まされたギターリフ、地響きのようなリズム隊、そして空間を切り裂くシャウト。これらが一体となったサウンドデザインは、当時の邦楽ロックシーンに激震を与えた。海外のUS/UKラウドロックと互角に渡り合えるスケール感を日本のマーケットで提示した意味は極めて大きい。
単なる激しさだけでなく、哀愁を帯びたメロディセンスが同居している点も特徴的だ。激しさと切なさの絶妙なバランスこそが、彼らを唯一無二の存在たらしめた技術的アプローチと言えるだろう。