ピンナップとは?ポスターとの違いや歴史・穴を開けずに飾る極意を解説
雑誌に綴じ込まれているピンナップは、通常の国際規格(A4やB5)とは異なる特殊なサイズ設計が施されています。なぜなら、雑誌の製本規格(A4ワイド判やB5変形判)を見開き・三つ折り・四つ折りで展開するように設計されているためです。
現在流通している主な雑誌ピンナップの規格サイズは以下のパターンに集約されます。
- アイドル誌(Myojo、POTATO、Duet等):B5ワイド判見開き(約364×257mm〜変形B4サイズ)。表面・裏面で異なるアイドルグループが配置される「リバーシブル仕様」が標準。
- アニメ誌(Newtype、アニメディア、PASH!等):A4ワイド判見開き〜三つ折り(約420×297mmのA3変形、または横長パノラマサイズ)。大判では横幅が600mmを超えるロングピンナップも存在。
- 声優誌・グラビア誌:A4変形見開き(約430×280mm前後)。光沢度の高い厚口コート紙が使用される傾向が強い。
ここでファンを悩ませるのが「表裏リバーシブル問題」です。一枚のピンナップの表と裏にそれぞれ異なる人気キャラクターやアイドルが印刷されている場合、壁に貼れるのは片面のみとなります。SNSやコミュニティの調査・インタビューでも、「推しが両面に印刷されていて貼る用と保存用で2冊買いした」「どちらを表にして飾るかで数日悩んだ」という現場の声が後を絶ちません。雑誌付録という制限されたコスト構造の中で生まれた仕様が、ファンのコレクション心理を強く刺激し続けています。