ハスと睡蓮の違いとは?葉・花・レンコンの決定的な見分け方を徹底比較

ハスと睡蓮の違いとは?葉・花・レンコンの決定的な見分け方を徹底比較の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

水辺に咲く花を見て即座にハスか睡蓮かを判別するには、「花の咲く位置」「葉の形状と撥水性」「根(地下茎)の形状」の3点に着目するのが確実です。

ハスは成長すると茎をぐんぐんと伸ばし、水面から数十センチから1メートル以上も高い位置で大輪の花を咲かせます。中央には特徴的なシャワーヘッドのような花托(かたく)が存在し、花びらが散った後もハチの巣のような形状で残ります。一方の睡蓮は、花が水面すれすれ、もしくは水面から数センチほど浮き上がる程度でひっそりと可憐に開花します。

比較項目ハス(蓮)睡蓮(スイレン)見分ける際の着眼点植物分類ハス科ハス属スイレン科スイレン属科のレベルで全く異なる植物花の咲く高さ水面より高く立ち上がる(約50〜150cm)水面近くで浮かぶように咲く(0〜10cm程度)遠目からでも一瞬で判断可能葉の形状と表面切れ込みなしの円形・光沢がなく粉を吹く深いV字の切れ込みあり・ツヤがある葉の縁に切れ目があるかが焦点葉の撥水性非常に強い(ロータス効果で水滴が玉になる)撥水性なし(水膜が広がり濡れる)水をかけた時の反応が正反対地下茎(根)レンコン(肥大して穴が空く・食用)ワサビ状の塊茎(食用には適さない)レンコンが採れるのはハスのみ主な開花時期7月〜8月中旬(夏の短い期間)5月〜10月(春から秋まで長期)鑑賞できる期間の長さに大きな差

葉の質感における最大の違いが、ナノテクノロジーの世界でも有名な「ロータス効果(超撥水性)」です。ハスの葉の表面には微細な突起が無数に並んでおり、降り注いだ雨水は球体となって転がり落ち、葉の上の汚れを洗い流します。一方、睡蓮の葉にはこの微細構造がなく、表面はワックスを塗ったように滑らかで、水滴は広がってそのまま葉を濡らします。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。