【伝説の一冊】草刈民代の写真集が放つ永遠の美——バレエ美学と裸体美が融合した金字塔の真実
当時の写真集市場において、話題性を狙ったタレントのヌード作品は数多く存在した。しかし、彼女の作品が放っていた異彩は、それらとは完全に一線を画すものであった。過剰な性的演出を一切排除し、ダンサーとしての圧倒的な誇りと自己表現の意思が画面全体を支配していたからである。
美術批評家や写真愛好家からも、「これは肌を露出した写真ではなく、身体という楽器を使ったアートである」と絶賛の声が相次いだ。出版後、女性層からの熱烈な支持を集めたことも大きな特徴であり、美しく生きること、そして自らの身体を肯定することの象徴として受け止められたのだった。