どんくさいとは本当に欠点?タイパ社会で圧倒的強みになる「遅さ」の真相
とはいえ、すべての「どんくささ」が歓迎されるわけではない。現場で周囲に愛される人と、不要なストレスを与えてしまう人の間には、明確な境界線が存在する。
前者の共通点は、自分のテンポの遅さを自覚し、周囲への感謝やフォローのコミュニケーションを怠らないことだ。たとえ作業が遅くても、誠実な姿勢や笑顔があれば、周囲は「守ってあげたい」「自分がサポートしよう」と感じる。愛嬌という名のクッションが機能している状態だ。
一方で、イライラを招くタイプは「反省のなさ」や「開き直り」が透けて見える場合が多い。遅れているにもかかわらず報連相(報告・連絡・相談)を怠ったり、確認不足によるミスを他人のせいにしたりすると、一気に信頼を失う。問題は『遅さ』そのものではなく、周囲への配慮が欠落している点にあるのだ。