画力が覚醒するアタリの描き方!立体感とポーズ崩れを完全攻略
「どんなに服のシワや塗り込みを重ねても、どこか人体が平面的に見えてしまう」。この壁に突き当たったとき、見直すべきは仕上げ技術ではなくアタリの段階だ。
人体の立体感を自然に表現するには、体を「面」と「箱」で捉える意識が欠かせない。頭部を単純な球体、胴体を立方体やシリンダー(円柱)に見立てることで、煽り(ローアングル)や俯瞰(ハイアングル)といった難易度の高い画角でも、空間の奥行きを破綻させずに描き出せるようになる。ポーズの違和感は、骨盤と肩のラインが描く対比(コントラポスト)を初期段階で固定できていないことが主因だ。迷い線を減らし、最小限の構造線で重心の位置を確定させることこそが、作画スピードと正確性を両立させる極意といえる。