歯科医から米政治の第一人者へ!渡部恒雄の異色経歴と鋭い分析の正体
大学院修了後、渡部氏はアメリカの首都ワシントンD.C.に本拠を置く世界的シンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」の門を叩きます。CSIS客員研究員、上級研究員(フェロー)として約10年間にわたり常駐し、日米同盟やアジア太平洋地域の安全保障政策に関する第一線の政策研究に従事しました。
ワシントン中枢で民主党・共和党双方の議員スタッフ、国務省・国防総省の実務者、有力ジャーナリストたちと直接意見を交わし続けた経験が、渡部氏の最大の武器です。机上の空論ではなく、「アメリカの政治家は選挙区でどう評価されるか」「法案を通すためにどんな妥協が裏で交わされているか」といった政策決定の現場リアリズムを骨の髄まで体得しました。
2005年の帰国後は、三井物産戦略研究所主任研究員、東京財団政策研究ディレクター・上席研究員を経て、2017年より現在の笹川平和財団へ移籍。民・官・学の境界を縦横無尽に越境する足跡を残しています。