リベラ目黒店がプロレス聖地となった真相と名物ステーキの真価
リベラが半世紀近くにわたり支持され続ける最大の理由は、ノスタルジーではなく「肉そのものの圧倒的な旨さ」にあります。看板メニューである1ポンドステーキ(約450g)は、厳選された上質な牛肩ロース(チャックアイロール)を使用。サシが過剰に入った和牛とは対照的に、噛み締めるほどに力強い野性味と肉本来の滋味が溢れ出す極上の赤身肉です。
さらに屈強な胃袋を持つファンから熱烈な支持を受けるのが、第64代横綱・曙太郎氏の横綱昇進を記念して考案された横綱ステーキ(640g)です。圧倒的な肉塊でありながら、熟練の焼き手が鉄板の上で絶妙なミディアムレアに仕上げることで、中心部までしっとりとした柔らかさを保っています。
この巨大な肉塊を難なく胃袋へと収めさせる最大の武器が、創業以来門外不出とされる特製にんにくステーキソースです。すりおろした玉ねぎとニンニクをベースに、醤油のキレとフルーティーな甘みを絶妙にブレンドしたこのタレは、熱々の鉄板に注がれた瞬間に香ばしい蒸気を立ち上らせ、食欲を極限まで刺激します。油分に頼らず香味野菜の力で肉の旨味を引き立てるため、450gを超えるボリュームでありながら、食後の胃もたれをまったく感じさせない点こそがリベラの真骨頂です。