佐藤可士和の視界:ユニクロ・セブンを成功へ導くデザインの裏側
身近な生活インフラとして浸透しているセブン-イレブン・ジャパンのリブランディングもまた、彼の代表作だ。PB(プライベートブランド)商品のパッケージを統一し、陳列棚の視認性を劇的に改善させた取り組みは、流通業界に激震を与えた。
一方で、楽天グループのブランディングにおいては、多岐にわたる事業展開を一つの強力なブランド構造へと統合。複雑化しやすいデジタルエコシステムを、一目のアイコンで直感的に理解できるデザインへと洗練させた。生活者の認知コストを限界まで下げるこのアプローチこそ、社会のインフラを支えるデザイン戦略の神髄だ。