松田聖子『続・赤いスイートピー』切ない結末と松本隆が描いた真相

話題沸騰中の 松田聖子『続・赤いスイートピー』切ない結末と松本隆が描いた真相について、詳しいまとめを分かりやすく掲載しています。

ここで改めて、1982年の原曲と1988年の続編における決定的な違いを整理してみましょう。

原曲『赤いスイートピー』は、作詞:松本隆、作曲:呉田軽穂(松任谷由実)、編曲:松任谷正隆という鉄壁の布陣で制作されました。春風がそよぐようなアコースティックな温もりと、恋の始まりに揺れる初々しい乙女心がテーマとなっています。

一方の『続・赤いスイートピー』は、重厚なピアノとドラマティックなストリングスが鳴り響く本格的な洋楽バラードです。松田聖子の歌唱表現も、初期の伸びやかで甘いハイトーンから、深みと哀愁を帯びたチェストボイスへと進化を遂げています。「少女の憧れと永遠への祈り」を描いた原曲に対し、続編では「時の残酷さと大人の諦念」が描かれており、2曲を続けて聴くことで、一人の女性が辿った成長の軌跡が一つの長編小説のように完結する構成となっているのです。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。