カーリング石の値段は1個いくら?約20Kgが曲がる理由と産地の秘密

カーリング石の値段は1個いくら?約20Kgが曲がる理由と産地の秘密に関するポイントを徹底的にまとめました。詳細な解説をチェックしましょう。

オリンピックや世界選手権など国際基準の舞台で使用されるカーリングストーンは、一般の市場で安価に流通するような代物ではありません。現在、公式規格を満たすカーリング石の値段は1個あたり約15万円から20万円前後が相場となっています。

カーリングの試合は1チームが8個、両チーム合わせて16個の石を交互に投げて争われます。そのため、1シート(競技レーン1面分)の石を揃えるだけでも本体価格だけで約240万〜320万円という巨額の費用が必要です。さらに公式大会では、万が一の破損に備えた予備の石や、後述する電子センサー内蔵の専用ハンドル、厳重な温度管理を伴う国際輸送費や関税などが加わるため、1セットの実質的な導入費用は400万円から500万円近くに跳ね上がります。

石1個にこれほどの高値がつく最大の理由は、原材料となる石材の極端な希少性と、熟練職人の手作業による精密な研磨工程にあります。大量生産が一切できない完全な特注品であり、競技施設にとっても最も高価で慎重な管理が求められる設備投資の一つとなっています。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。