舌ピはピアッサーで開けて大丈夫?失敗と激痛リスクの真相を徹底解説
結論から申し上げますと、舌ピアスを一般的なピアッサーで開ける行為は絶対に避けるべきです。耳たぶや軟骨と異なり、舌は複雑な筋肉組織(舌筋群)と豊富な毛細血管、太い動静脈(舌深動脈・舌下静脈)が通る非常にデリケートな器官だからです。
ピアッサーの仕組みは、バネの力を使って先端が尖ったファーストピアスを強引に組織へ押し込む「鈍的打撃」です。薄い皮膚や軟骨であれば貫通しますが、柔軟で厚みのある筋肉の塊である舌に対してピアッサーを使用すると、以下のような深刻な事故が高確率で発生します。
- 貫通不全(途中で止まる):舌の弾力と厚みにピアッサーのバネ圧が負け、針が半分刺さった状態で器具がロックされ、抜けなくなる事故が多発しています。
- 挫滅(組織の破壊)による激痛と腫れ:鋭利に切開するのではなく、強い圧力で舌の細胞を押し潰すため、神経を刺激して耐え難い激痛を生じさせ、術後に舌が2倍近く肥大化する原因になります。
- 斜め貫通と位置ズレ:舌を固定する力が弱いため、打撃の瞬間に舌が逃げてしまい、ホールが大きく斜めに歪んでしまいます。これにより歯や歯茎にピアスが常時衝突し、歯の破折や歯肉退縮を招きます。
- 大量出血のリスク:舌の裏側には太い血管が走行しています。ピアッサーでは視界が遮られやすく、血管を直撃して止血困難に陥るケースも報告されています。