中山美穂とNhkの軌跡|紅白の伝説から追悼アーカイブの全真相

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中山美穂とNHKの結びつきを語る上で絶対に外せないのが、中山美穂 NHK紅白歌合戦における7年連続の伝説的ステージです。初出場を果たした1988年の第39回から1994年の第45回まで、彼女はまさに「平成の幕開け」を彩るメインキャストとしてNHKホールの舞台に立ち続けました。

1988年、デビュー4年目にして悲願の初出場を果たした彼女が歌ったのは「WAKU WAKUさせて」。当時、民放のドラマ『毎度おさわがせします』などで見せていたコケティッシュな魅力とは一線を画し、NHKホールの重厚なオーケストラをバックに堂々と歌い踊る姿は、全国のお茶の間に「新時代のアイコン誕生」を強烈に印象づけました。

その後も「Rosa」「Virgin Eyes」とヒット曲を連発して紅白の常連となった中山美穂ですが、その頂点とも言える伝説的瞬間が訪れたのが1992年(第43回)です。ロックバンド・WANDSとのコラボレーション名義でミリオンセラーを記録した「世界中の誰よりきっと」を披露した際、紅組の枠を超えて会場全体を巻き込んだグルーヴ感は、従来の紅白の様式美を打ち破る歴史的アクトとなりました。さらに1994年の「ただ泣きたくなるの」では、それまでのビジュアル主導のアイドル像を脱ぎ捨て、ひとりの女性の切ない心情を情感豊かに歌い上げるボーカリストへと完全に脱皮した姿を見せつけました。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

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