歌舞伎町・大久保公園の摘発急増:売春防止法の壁とホスト問題の深層

歌舞伎町・大久保公園の摘発急増:売春防止法の壁とホスト問題の深層にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。

現行の法的枠組みが、街頭の現実に追いついていないという指摘は強い。昭和31年に制定された売春防止法は、売春行為そのものへの罰則規定を欠き、勧誘や場所の提供などを主たる処罰対象としている。このため、街頭に立つ女性自身が勧誘の「被疑者」として取り締まりの対象となりやすく、被害者保護の観点が後回しにされがちだという課題が長年燻り続けている。

一方で、店舗型の営業を規制する風俗営業適正化法(風適法)は、許可店舗に対する立ち入りや営業規制には一定の効果を発揮してきたものの、無店舗型や個人間で完結する街頭取引・SNSマッチングには十分な牽制力を持ち得ていない。結果として、二つの法律の「隙間」に落ち込んだ若者たちが、セーフティネットのない路上へと押し出される悪循環が断ち切れていない。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。