「例のプール」で知られる新宿・花園ルームのレンタル料金と裏側
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1990年代後半から2000年代初頭にかけて、日本のアダルトビデオ産業はコンテンツの爆発的な多角化を迎えていた。それまでの密室的な室内撮影から、リゾート感を漂わせるシチュエーションや豪華な意匠を取り入れた演出へと流行が大きくシフトしていった時代だ。その波に乗る形で一躍脚光を浴びたのが、この都市型室内プールを備えたスタジオだった。
天候に左右されず、真冬でも温水プールでの撮影を可能にする設備は、過酷なスケジュールに追われる現場スタッフにとって画期的な救世主となった。水底からカメラを構えられるアクリルガラスの壁面構造は、当時の撮影技術者たちの試行錯誤から生まれた唯一無二のギミックであり、この工夫こそが後に無数の名場面を生み出す原動力となったのだ。