一立米とはどのくらいの量?ゴミ袋や軽トラの積載目安と重さの真相
SNSやネット掲示板(知恵袋など)を検証すると、不用品回収やリフォームの外構工事において「1立米」「軽トラパック」を巡る金銭トラブルの告白が後を絶たない。
特に多発しているのが、ポストに投函されたチラシの「軽トラ1台積み放題 15,000円」という文句に惹かれて依頼したケースだ。現場に到着した作業員から「チラシの定額料金はアオリの高さ(約0.8立米)まで」「隙間なく積めない形状の家具なので2立米分とカウントする」「規定重量を超えているため追加料金が必要」と告げられ、作業終了後に突如8万〜10万円の高額請求を突きつけられる手口である。
産業廃棄物収集運搬業の現場関係者は、課金システムの裏側について次のように証言する。
「お客様側は『軽トラの荷台に乗れば何でも一律』と考えがちですが、処分場側の計量はシビアです。中間処理施設では『重量計量(kg単位)』または『目視による立方体枠換算(m³単位)』のいずれかで課金されます。運搬業者としても、処分場で1立米あたり2万5千円の混合産廃処分費を取られる荷物を、1万5千円の定額パックで受けたら完全に赤字です。そのため、事前の体積見積もりが曖昧な業者ほど、現場で理屈をつけて追加料金を回収しようとする傾向があります」
悪質な業者に騙されないための防衛策は極めて明瞭だ。契約前に「荷台のどの高さまでが定額範囲か」「品目ごとの立米単価はどう設定されているか」「当日現場での追加請求は一切発生しない確約があるか」を文面で取り交わすことが、トラブルを未然に防ぐ決定的な分岐点となる。