本のプレゼントは迷惑?貰い手のリアルな本音と喜ばれる選び方の秘訣
特に注意が必要なのが、贈り主の価値観や思想が色濃く反映される『嫌われる勇気』に代表されるような自己啓発書だ。受け手にとっては「現状の自分を否定された」「生き方をアドバイスされているようだ」と捉えられかねない危険性をはらんでいる。
一方で、文学的な名著であっても油断はできない。例えば村上春樹の長編小説のように、独特の世界観を持ち読破に相応のエネルギーを要する作品は、相手の読書時間を拘束してしまう。普段読書習慣がない人や多忙な生活を送る相手にとって、数百ページに及ぶ重厚な物語は、消化しきれない宿題のように重くのしかかるのだ。