ザ・たっちの幽体離脱の真相!誕生秘話と見分け方・2026年現在
ザ・たっち(たくや・かずや)の代名詞である「幽体離脱」は、綿密に計算された台本から生まれたものではなく、楽屋でのふとした悪ふざけがきっかけでした。若手時代、出番待ちの楽屋で畳の上に寝転がっていた兄・たくやの上に、弟のかずやが何気なく完全に重なる形で覆いかぶさった瞬間、周囲の芸人仲間から「身体が綺麗に重なりすぎて下が見えない」と笑いが起きたことがすべての始まりです。
そこから「そのまま起き上がったら、まるで魂が身体から抜け出たように見えるのではないか」という着想に至り、試行錯誤がスタートしました。当時、バラエティ番組『エンタの神様』や『爆笑レッドカーペット』のスタッフの前で披露したところ大爆笑をかっさらい、瞬く間に全国区のお茶の間へ浸透することになります。
完璧な「幽体離脱」を成立させるやり方とセリフの流れは、極めてシンプルでありながら研ぎ澄まされた職人技です。
まず、二人が床に仰向けで完全に重なり合います。下になる人間(主にたくや)は手足をぴったりと閉じ、輪郭がはみ出さないように息を潜めます。上になる人間(主にかずや)が両手を胸の前で合わせ、「幽体離脱〜」という独特のトーンのセリフとともに、まるで無重力のように上半身をゆっくりと起こし、カメラ目線で決めるという流れです。この一連の動作において、下の人間が一切ブレず、上の人間が余計な反動をつけずに起き上がる体幹の強さと呼吸の一致こそが、幾多のフォロワーを寄せ付けない最大のポイントでした。