コガネムシとカナブンの違い徹底解剖!害虫と益虫の見分け方と幼虫対策

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SNSや園芸コミュニティの投稿を検証すると、毎年8月から10月にかけて「大切に育てていたバラが突然しおれた」「ブルーベリーの株を触ったらグラグラして簡単にスポッと抜けた」という悲鳴が急増します。鉢から抜いてみると、土の中から白い巨大なイモムシ状の幼虫が10匹〜30匹もゴロゴロと出現し、地中の根が一本残らず食べ尽くされていたというケースが後を絶ちません。

この壊滅的被害の主犯こそがコガネムシの幼虫です。プランターや鉢植えという逃げ場のない閉鎖環境に産卵されると、幼虫たちは旺盛な食欲で細根から太い主根まで片っ端から噛み砕いていきます。地上部の異変に気づいた段階ではすでに根の8割以上が消失していることが多く、植物の突然死を引き起こします。

ここで多くの園芸家が直面するのが、「植え替え時に出てきた幼虫がコガネムシかカナブンか分からない」というジレンマです。見分ける決定的な裏ワザは、平らな地面に幼虫を置いてみることです。

幼虫を平らな場所に置いたとき、「脚を使って体を横向きに曲げながらモゾモゾ進む」のがコガネムシです。一方、「ひっくり返って背中を下にし、仰向けの状態で波打つように素早く移動する」のがカナブンやハナムグリの幼虫です。カナブン類の幼虫は脚が極端に短く退化している代わりに、背中に生えた剛毛を使って驚くほどのスピードで背這い(せばい)運動を行います。背中で這う幼虫であれば生きた根を食害する心配はまずないため、過剰に怯える必要はありません。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。