赤と青を混ぜると何色?濁らない理想の極上発色を生む色彩法則

赤と青を混ぜると何色?濁らない理想の極上発色を生む色彩法則について押さえておきたい 事実を分かりやすい構成で解説いたします。

では、濁りのない鮮烈で美しい紫を手にするにはどうすればよいのか。その答えは、減色混合の法則を正しく応用した絵の具の選定と、精密な調色比率にある。

混色において最も重要な秘訣は、絵の具の「赤」として黄みが含まれる純赤を避け、わずかに青みを含んだマゼンタ(洋紅色)を選択することだ。同様に、「青」には赤みを含まないシアン(青緑色)を用意する。この2色をベースに組み合わせることで、減色混合による光の吸収が最小限に抑えられ、驚くほど澄んだ「極上の紫」が立ち現れる。

具体的な比率としては、マゼンタ7に対してシアン3の割合から調色をスタートするのが理想的だ。マゼンタを主成分にしつつ、シアンを少しずつ足し込むことで、ノーブルなバイオレットから深みのあるロイヤルパープルまで、濁りのないグラデーションを自由自在にコントロールできる。絵の具の性質を理解したこのアプローチこそ、プロの画家やイラストレーターが実践する色彩の極意である。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。