藤竜也の若い頃が色気漂うイケメン!名作の軌跡と芦川いづみとの愛
大学在学中にスカウトされて日活へ入社した藤竜也は、1960年代の日活アクション映画でキャリアを本格化させました。石原裕次郎や渡哲也といった看板スターと共演を重ねる中で、次第にアウトローや影のあるライバル役として強烈な爪痕を残すようになります。『野良猫ロック』シリーズなどで見せた反逆児のエネルギーは、若者文化の熱狂と見事にシンクロしました。
そして1976年、映画史にその名を刻む決定打となったのが大島渚監督の映画『愛のコリーダ』です。実在の阿部定事件を題材に、愛欲の極限を描いた本作で主演の吉蔵役を熱演。極めて過激な描写が世界的な物議を醸す一方で、男女の愛の深淵を体現した藤竜也の演技と生々しい肉体美は、フランスをはじめとする海外の映画批評家からも絶賛を浴びました。
1980年代に入ると、草刈正雄とダブル主演を務めたテレビドラマ『プロハンター』が大ヒットを記録。横浜を舞台に、洒脱なジョークとスマートなアクションを繰り広げる私立探偵・水原淳役を軽妙洒脱に演じ切り、日本中に「大人のダンディズム」ブームを巻き起こしました。