イヤホンの正式名称とは?意外な語源とヘッドホンとの違い・Jis定義を解剖
日常会話で親しまれている「イヤホン」ですが、公的な規格や工業分野におけるイヤホンの正式名称も、原則としてそのまま「イヤホン」あるいは「耳受話器」と定義されています。
日本の工業標準を定めるJIS規格(JIS C 5532:音響システム機器用ヘッドホン及びイヤホン)において、音響機器名称としてのイヤホンは「耳に直接挿入するか、または耳介にかけて使用する小型の電気音響変換器」と明確に規定されています。
イヤホンを英語表記すると「earphone」となります。これは「耳(ear)」とギリシャ語で音や声を意味する「phone」を組み合わせた合成語です。19世紀末の電話機受話器の発明や、20世紀初頭の鉱石ラジオの普及とともに、耳に当てて微弱な電気信号の音声を聴き取る装置として広く定着しました。