大谷翔平の兄・大谷龍太の知られざる野球人生と熱い兄弟愛の秘話
大谷龍太氏は、弟・翔平より7歳上の1988年生まれ。身長187センチの恵まれた体格を持ち、外野手として長年活躍してきた。高校卒業後は独立リーグの水沢駒形野球倶楽部や高知ファイティングドッグスを経て、トヨタ自動車東日本硬式野球部の立ち上げ期に選手兼コーチとして参画。まさに同チームの礎を築いた功労者の一人だ。
社会人野球の厳しい世界で叩き上げられた龍太氏のプレースタイルは、泥臭く、それでいてスマート。都市対抗野球大会への出場を果たした際に見せた一球への執着心は、後に世界を唸らせる弟の勝負強さと恐ろしいほど重なり合う。幼少期、兄の背中を追ってボールを握り始めた翔平にとって、龍太氏はまさに最初の「打つべき壁」であり、憧れの球児であった。