世界を凌駕する超高速アタックと新世代の覚醒——2026年、日本女子バレーが魅せる「究極の進化形」
詳細を見る
パリ五輪を最後に一線を退いた前主将・古賀紗理那の存在感は巨大だった。しかし、彼女が遺した精神的支柱を失った失意は、予想よりも早く「新時代のアタッカー陣」の覚醒によって払拭されることとなった。その中心に立つのが、イタリア・セリエAで揉まれ、攻守にわたる絶対的軸へと成長を遂げた石川真佑だ。
173cmと小柄ながら、相手ブロックの手に当てて出すアウト技術と、鋭くコースを打ち分けるインナーアタックの精度は世界的にもトップクラス。さらに、躍進著しい和田由紀子や佐藤淑乃といった強打を武器とする若手が、要所で強烈なサイドアウトを奪いきる。個性の異なる複数のエースがコートに揃うことで、対戦相手はマークを絞り込むことが極めて困難になっている。