Pl教団の現在と衰退の真相|信者数激減や名門野球部・花火の行方

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関西の夏の夜空を彩る風物詩として、全国的な知名度を誇っていた「教祖祭PL花火芸術」。単なる観光花火ではなく、初代・二代教祖の遺徳を偲び世界平和を祈念する宗教儀式として1953年から開催されてきました。最盛期にはわずか数十分の間に約2万発(公称10万発以上とされた時期も存在)を打ち上げ、フィナーレでは空全体が昼間のように真っ赤に染まる「巨砲打ち止め」で観客を圧倒していました。

しかし、2026年の新型コロナウイルス感染拡大に伴う見送り以降、2026年に至るまで本格的な再開のアナウンスはなされておらず、事実上の無期限休止状態にあります。

中止が長期化している主たる理由は、単なる感染症対策の余波ではなく、教団の深刻な財政難と警備安全基準の強化です。花火大会の開催には、打ち上げ費用だけでも数億円、さらに明石歩道橋事故以降厳格化された雑踏警備費、仮設トイレ設置、近隣対策を含めると膨大なコストが発生します。かつては全国の信者からの特別献金や企業協賛で賄われていましたが、信者数の激減により教団単独での莫大な資金拠出が不可能な構造に陥っているのが実情です。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。