ブヨ刺されの激しい腫れと痒みを最速で治す!正しい応急処置と市販薬
ブヨによる猛烈な炎症を抑え込むには、ドラッグストアで購入できる一般的な「かゆみ止め(抗ヒスタミン単剤)」ではパワー不足です。ブヨの強力な毒素に対抗するためには、十分な抗炎症作用を持つ「ステロイド軟膏」を選択することが治療の要となります。
日本の薬局で市販されているステロイド外用薬は、効果の強さに応じて「ウィーク」「ミディアム」「ストロング」の3段階に分かれています。ブヨの刺され傷に対しては、市販薬で最も抗炎症作用が高い「ストロング(強い)」ランクのステロイド成分が配合された製品を選ぶのが最適解です。
代表的な市販薬としては、以下の製品が挙げられます。
・リンデロンVs軟膏・クリーム(成分:ベタメタゾン吉草酸エステル/ストロング)
・フルコートf(成分:フルオシノロンアセトニド/ストロング + 抗生物質フラジオマイシン)
・ベトネベートN軟膏AS(成分:ベタメタゾン吉草酸エステル/ストロング + 抗生物質フラジオマイシン)
すでに掻き壊してジュクジュクしている場合や細菌の二次感染が懸念される場合は、抗生物質が配合された「フルコートf」や「ベトネベートN軟膏AS」が適しています。
使用時のポイントは、すり込まずに患部へ「少し厚めに盛るように塗布する」ことです。症状が出始めた初期段階で1日2回程度しっかり塗ることで、炎症を最短で抑え込めます。中途半端な弱さの薬をダラダラ使い続けると、皮膚の深部に慢性的な炎症が残り、数ヶ月〜数年も痒みと硬い盛り上がりが消えない「結節性痒疹(けっせつせいようしん=しこり)」へ移行してしまうため、初期に強い薬で一気に叩くのが痕を残さない秘訣です。