アディダスはどこの国発祥?プーマとの兄弟対立や本社・製造国の真相
日本国内におけるアディダスの展開は、長年培われたパートナーシップと直営化の歴史を持っています。
1970年代から1990年代にかけては、大手スポーツ用品メーカーのデサントが日本国内のライセンス生産と販売を担当していました。当時のデサント製アディダスジャージなどは、現在ヴィンテージ市場で「西ドイツタグ」や「デサント製アディダス」として高いプレミア価格で取引されています。
1998年、アディダス本社は日本市場でのプレゼンスをさらに高めるため、直営子会社である「アディダス ジャパン株式会社」を設立(本社:東京都港区)。これによりグローバルモデルの迅速な国内展開が可能になりました。
日本市場向けの取り組みとして特筆すべきは、日本人ランナーの足型を徹底研究して開発された「アディゼロ(adizero)」シリーズです。名工・三村仁司氏との共同開発から生まれたこのシューズは、国内の駅伝やマラソン界のみならず、世界中のエリートランナーが着用して数々の世界記録を更新するなど、日本発のテクノロジーが世界を席巻する成功例となりました。