なぜ「選挙に行こう」と叫ばれるのか?手ぶら投票と得する新常識
進学や就職、転職で実家を離れたものの、「住民票を移していない」という一人暮らしの若者は珍しくありません。原則として引越し後は14日以内に住民票を移す義務がありますが、移していない場合、新居住地の投票所に行っても投票できません。この場合の投票方法は主に2通りあります。
1つ目は、住民票がある元の自治体(実家など)へ戻って投票する方法。2つ目は、「不在者投票」制度を利用して今住んでいる市区町村で投票する方法です。不在者投票の手続きは、住民票がある自治体の選挙管理委員会へ「投票用紙の請求書」を郵送(またはオンライン申請)し、送られてきた投票用紙一式をそのまま現居住地の選挙管理委員会へ持参して記入・投票します。郵送のやり取りに数日を要するため、投票日直前では期限に間に合わないリスクがあります。不在者投票を利用する際は、選挙の公示直後に速やかに手続きを進める必要があります。
また、18歳選挙権における注意点も確認が必要です。投票できる年齢の基準は「投票日翌日までに満18歳を迎える人」となります。高校生であっても18歳になれば選挙運動(SNSでの特定候補への応援リポストなど)が可能になりますが、電子メールを使った選挙運動は禁止されているほか、投票所敷地内での不用意な撮影やSNS投稿は公職選挙法に抵触する恐れがあるため注意が必要です。