アーユルヴェーダは日本人に合わない?誤解が生む体調不良と新常識

アーユルヴェーダは日本人に合わない?誤解が生む体調不良と新常識について重要なポイントを解説いたします。最新の情報をご覧ください。

YouTubeのルーティン動画やインフルエンサーの投稿をきっかけに、白湯やギー(無塩発酵バターから水分とタンパク質を除去した高純度オイル)の摂取はすっかり日常の風景となった。しかし、臨床現場からは警鐘が鳴らされている。

「身体に良いとされるオイルを毎朝スプーン1杯摂り続けた結果、消化不良を起こして重度の胃もたれや舌苔の悪化を招くケースが目立ちます」。都内で統合医療を提供する内科医はそう語る。アーユルヴェーダの根幹概念である「アグニ(消化の火)」を考慮せず、未消化物である「アーマ(毒素)」を自ら体内に蓄積させてしまうパターンだ。

アーユルヴェーダ医学において、いかに優れた薬効を持つ素材であっても、受け手のアグニが弱ければそれは毒となる。湿度が高く胃腸が冷えやすい生活環境にある日本人が、濃厚な脂質や極端な温熱刺激を無批判にルーティン化することは、かえって生体バランスを乱すリスクを孕んでいる。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。