韓国の部屋がおしゃれな理由とは?現地の家賃事情と失敗しない部屋作り

韓国の部屋がおしゃれな理由とは?現地の家賃事情と失敗しない部屋作りとは一体何なのか? 背景や要点を整理してお届けします。

憧れの的となる韓国の部屋ですが、現地で生活するとなると日本とは全く異なる不動産事情に直面します。最大の特徴は、独自の賃貸契約形態であるチョンセとウォルセの違いを理解することから始まります。

チョンセ(伝貰)は、家賃を月々支払わない代わりに住宅価格の50〜80%相当というまとまった大金を保証金として預け、退去時に全額返還を受ける仕組みです。一方のウォルセ(月税)は、日本でいう敷金に相当する保証金を預けつつ、毎月家賃を支払う方式を指します。近年は金利変動や詐欺リスクへの警戒感から、保証金を抑えたウォルセ契約を選ぶ若者が主流となっています。

では、ソウル市内で一人暮らしをする場合、実際にどれほどの費用がかかるのでしょうか。代表的な居住形態別の相場を比較検証しました。

居住タイプ詳細・数値データ(保証金/月家賃)一般的な設備・住環境の基準編集部の見解・評価オフィステル(Officetel)保証金:1,000万〜2,000万ウォン
家賃:75万〜120万ウォン/月築浅・高層ビル・オートロック完備・家具家電付きセキュリティと快適性は最上級。社会人や資金に余裕のある留学生に最適。一般ワンルーム(One-room)保証金:500万〜1,000万ウォン
家賃:50万〜70万ウォン/月低層ビル・キッチン一体型・独立シャワーブースは物件次第コストと生活水準のバランスが良く、最も標準的な一人暮らしの選択肢。コシウォン(考試院)保証金:なし〜数十万ウォン
家賃:35万〜55万ウォン/月3〜5畳程度・共同キッチン・個室内に簡易シャワー完備タイプも初期費用を極限まで抑えたい短期滞在向け。プライバシーは限定的。ハスク(下宿)保証金:なし〜100万ウォン
家賃:45万〜65万ウォン/月朝夕2食付き・個室・水回りは共同が一般的現地の家庭料理が食べられ語学力向上にも寄与。門限等のハウスルールあり。

2026年時点のオフィステル家賃相場は、江南や弘大などの主要ターミナル駅周辺で月額85万ウォン(約9万5千円)を超えており、これに加えて月10万〜20万ウォンの管理費が上乗せされます。また、一般的な賃貸契約を結ぶ際は韓国ワンルーム保証金として最低でも500万ウォン(約55万円)以上のまとまった現金を準備する必要があり、これが現地の若者や留学生にとって大きなハードルとなっています。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。