おしっこが泡立つ原因は病気のサイン?消えない泡の正体と見分け方

おしっこが泡立つ原因は病気のサイン?消えない泡の正体と見分け方について分かりやすく解説いたします。専門家の見解をご覧ください。

ネット上の掲示板やSNSでは、日常のふとした瞬間に尿の異常に気づき、葛藤する人々のリアルな体験談が数多く投稿されています。

「会社の健康診断で毎年尿蛋白がプラスマイナス(偽陽性)だったが、『疲れているだけ』と放置していた。数年後に足がむくんで受診したときには、慢性腎臓病がステージ3まで進んでいた」(40代男性・会社員)

「ある時期からトイレの泡立ちがビールのように細かく消えなくなった。知恵袋で調べても『気にしすぎ』という声が多く受診を迷ったが、意を決して泌尿器科に行ったら重度の糖尿病性腎症と判明。あのとき違和感を無視しなくて本当によかった」(50代女性・主婦)

臨床現場の腎臓専門医からも警鐘が鳴らされています。都内の総合病院に勤務する腎臓内科医は、次のように語ります。

「腎臓は一度破壊されて線維化が進むと、元の健康な状態に再生させることは現代医学でも困難です。しかし、蛋白尿の出始めやCKDの初期段階で発見できれば、SGLT2阻害薬や降圧薬(RAS阻害薬)といった優れた治療薬を用いて、進行を大幅に遅らせたり透析導入を回避したりすることが十分に可能です。『たかが泡』と放置することこそが、将来の健康寿命を縮める最大の要因になります」

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。