プロ直伝!花火の絵の書き方完全ガイド・初心者でも描ける大輪
プロの現場で用いられる実践的なグラフィックテクニックの中から、一歩抜き出た描写を可能にする3つの極意を紹介する。第一に「光源の中心は白く抜く」こと。あらゆる色の光も、最も温度が高い発光中心部は白に近い明度を持つ。ここを白塗り残し、または高明度のカラーで塗ることで、本物の閃光のような眩しさが再現できる。
第二に「火花の尾(トレイル)に太さの緩急をつける」こと。打ち上がった直後の勢いある直線から、大気中で減速して分散する曲線の描写へとなめらかに繋げることで、スピード感と残像が際立つ。そして第三に「空間の煙と背景のビル・人物への照り返し」だ。空を薄く覆う煙に花火の色を乗せ、手前の人物の肩や髪にハイライトを落とし込むことで、空間全体に立体感とストーリー性が宿る。