亀屋万年堂はなぜシャトレーゼ傘下に?買収理由とナボナの現在を追う
グループ傘下入り以降、街中では「近所の亀屋万年堂が閉店した」という話題が一時的に広がりました。この店舗網見直しが進んだ理由について、同社は明確な戦略転換を打ち出しています。従来の駅前贈答品型店舗から、生活圏に根ざした「日常使いの和菓子専門店」への業態転換です。
不採算立地の整理を進める一方で、ブランドの象徴である「自由が丘総本店」をはじめとする各拠点は大幅な改装を実施。店内にはガラス越しに職人の手仕事が見えるオープンキッチンが導入され、木目を基調とした温かみのあるモダンな空間へと一新されました。
箱詰めギフト中心の陳列から、当日製造・当日販売を基本とする「朝生菓子(あさなまがし)」のショーケースを前面に出すレイアウトへとシフト。手土産が必要な特別な日だけでなく、「今日のおやつ」として1個から気軽に立ち寄れる店構えになったことが、現在の店舗形態の大きな特徴です。