2026年、北海道水産が挑むグローバル生き残り劇。「Asc 北海道」の認証ラッシュがもたらした光と影
熱狂の陰で、過酷な現実に直面する現場も少なくない。数百万から数千万円規模に上る初期審査費用と、毎年の年次更新コストは、小規模な家族経営漁業者にとって巨大な壁として立ちはだかる。
地域の漁業協同組合による取りまとめや行政の補助金が始動しているものの、支援の手が届きにくい離島や過疎地域の小規模事業者からは落胆の声も漏れる。認証を得た大手・中堅と、取り残される小規模層との間で、地域内の経済的格差が開きつつあるのが現状だ。