昔のガリガリ君は今と別物?初期イラストの謎と50円時代の真相

昔のガリガリ君は今と別物?初期イラストの謎と50円時代の真相の真相について、最新情報を詳しくお届けします。

赤城乳業の本拠地である埼玉県深谷市で、ガリガリ君が産声を上げたのは1981年のこと。その誕生の背景には、当時のアイス業界における切実な課題と、常識を覆す技術革新がありました。

当時、赤城乳業の主力商品だったのはカップ入りかき氷「赤城しぐれ」でした。しかし、カップかき氷はスプーンを使って座って食べる必要があり、外で元気に遊ぶ子どもたちにとっては手軽さに欠けていました。「遊び盛りの子どもたちが、片手で歩きながら手軽に食べられるかき氷を作れないか」——このシンプルな思いつきが開発のスタート地点でした。

しかし、かき氷をそのまま棒アイスにしようとすると、氷の粒が崩れて製造ラインで棒から抜け落ちてしまうという大きな壁にぶつかります。そこで開発チームが編み出したのが、外側を薄いアイスキャンディーの膜で包み込み、内側にジューシーなかき氷を充填する「二層構造」でした。

この独自の製法によって、外側はサクッとした食感を保ちつつ、中はガリガリとした濃厚なかき氷の食感を楽しめる、唯一無二のバーアイスが完成したのです。「ガリガリ」と音を立てて食べる様子から名付けられたこの商品は、発売直後から爆発的なヒットを記録することになりました。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。