かかとガサガサは乾燥じゃない?治らない原因と角化型水虫の真実
足の裏には皮脂を分泌する「皮脂腺」が存在しません。そのため、体の中でも特に水分が蒸発しやすく、外部からの刺激を受けやすい部位です。かかとガサガサの主な原因は、乾燥に加え「全体重を支える継続的な圧力と摩擦」「血行不良による皮膚のターンオーバー遅延」などが複雑に絡み合っています。
クッション性の低い靴を履き続けたり、冷えによって血流が滞ったりすると、肌の生まれ変わりサイクルが乱れて古い角質が剥がれ落ちずに蓄積します。その結果、角質層が分厚く硬くなる「角化」が進行します。
「たかがかかとの荒れ」と放置するのは禁物です。柔軟性を失った角質層は体重の負荷に耐えきれなくなり、やがて深いひび割れを起こします。亀裂が真皮層に達すると激しい痛みを伴うだけでなく、傷口から細菌が侵入して化膿や蜂窩織炎(ほうかしきえん)といった深刻な感染症を引き起こすリスクがあるため、早めの対処が欠かせません。