赤切符を切られたら前科がつく?青切符との違いと裁判手続きの全貌

赤切符を切られたら前科がつく?青切符との違いと裁判手続きの全貌の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

交通違反に対する処罰の仕組みを解き明かす上で、赤切符(交通告知票)と青切符(交通反則告知書)の法的性質の違いを理解することは不可欠だ。青切符は、比較的軽微な違反に適用される「交通反則通告制度」に基づく。期限内に反則金を納付すれば、刑事訴追を受けることなく非訟事件として処理が完結するシステムだ。これに対し、赤切符が切られるケースは酒気帯び運転、大幅な速度超過(一般道で30km/h以上、高速道路で40km/h以上)、無免許運転、あるいは人身事故など、社会的一般の規範を激しく損ねた事案に限られる。

赤切符を受け取ると、交通違反者は2つの重いペナルティを同時に課される構造となっている。1つは警察庁や警視庁の管轄下で行われる「行政処分」だ。違反点数の加算に伴い、速やかに免許停止(免停)や免許取消しの措置が下される。そしてもう1つが、検察や裁判所が関与する「刑事罰」である。反則金という名称の行政的金銭納付ではなく、刑法や道路交通法に基づく罰金刑や懲役刑を科すための手続きが淡々と進められていく。

清水 千尋

清水 千尋

フード&トラベルライター

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。