「枝毛を切ると増える」噂の真相!プロ直伝の正しい切り方と最新ケア法
枝毛を見つけた際、無意識にやってしまいがちなNG行動の代表格が「手で引き裂くこと」と「手元にある工作用ハサミで切ること」です。
まず、枝毛を裂くデメリットは髪の毛にとって致命的です。枝毛を指でピッと裂くと、毛髪内部のコルテックス(繊維状のタンパク質)が剥き出しになり、キューティクルが広範囲にわたって剥ぎ取られます。裂いた瞬間は一時的に枝毛が消えたように見えても、裂け目の起点となった上部は著しく脆弱化し、数日後にはさらに太く深い枝毛となって再発します。
また、文房具ハサミの枝毛カットにおける危険性も侮れません。紙やビニールを切るための文房具ハサミは刃の厚みと噛み合わせが髪用とは根本的に異なり、毛髪を「切る」のではなく「押し潰して引きちぎる」状態を作り出します。毛先を顕微鏡で見ると、断面からタンパク質や水分が急速に流出する状態が確認されており、文房具ハサミでのカットは枝毛を自ら量産している行為に他なりません。
さらに、見つけた枝毛を処置せずに放置した場合の枝毛の放置による影響も見逃せません。裂け目が髪の根元方向へと徐々に進行し、最終的には途中で切れる「切れ毛」へと悪化します。髪全体のまとまりが失われ、光が乱反射してツヤが失われる原因となります。