プロが直伝!初心者でも崩れない花の冠の作り方と保水テクニック
生花の花冠において最大の敵は、時間の経過に伴う「しおれ」だ。イベントの途中で花が垂れ下がってしまっては台無しになる。ここで差がつくのが保水処理だ。
カットした茎の切り口に、十分な水を含ませた脱脂綿やカット綿を当て、その上からステムティッシュや専用の保水フィルムで包み込む。さらにフローラルテープで隙間なく密封する。この「コットン保水」を施すだけで、水分の蒸散が劇的に抑えられる。
作業前の「水揚げ」も極めて重要だ。深水に一晩浸けて水圧で水を行き渡らせる。仕上げに保水スプレーを全体へ均一に噴霧し、着用直前まで冷暗所や冷蔵庫の野菜室で保管する。このひと手間で、夕方まで摘みたてのような瑞々しさが持続する。