話題沸騰「炭火 環 七 市場」極上肉と隠れメニューの全貌に迫る
店内に足を踏み入れると、職人が肉を切る包丁の音が心地よく響く。一般の店舗では入手困難な稀少部位が、驚くべき手頃さで提供される秘密はどこにあるのか。取材に応じた仕入れ担当者は「中間マージンを一切排除し、屠場から直接セリ落とすルートを確立しているため」と明かす。肉のカットライン一つで脂の溶け具合が激変するため、部位ごとにミリ単位の細やかな包丁入れを徹底。一切の妥協を許さない姿勢が、皿の上の美しさに表れている。
焼きの工程にも徹底した美学が存在する。使用されるのは最高級の紀州産備長炭だ。火力の強い遠赤外線で表面を瞬時に閉じ込め、肉汁を内部に閉じ込める。秘伝のタレは、長年受け継がれてきた醤油ベースに自家製果実酒をブレンドしたもので、炭火の燻煙と交わることで完成する仕組みだ。香ばしさと肉本来の旨味が口いっぱいに広がる瞬間は、まさに至福の体験と言える。