おかあさんといっしょ『にじのむこうに』誕生秘話と歴代歌唱の魅力解剖

おかあさんといっしょ『にじのむこうに』誕生秘話と歴代歌唱の魅力解剖を徹底追究! 読者が気になる 情報と解説を凝縮して配信します。

『おかあさんといっしょ』における数多くの名曲を手掛けてきたシンガーソングライターであり、第7代うたのお兄さんとしても知られる坂田おさむ氏。彼が作詞・作曲を担当した「にじのむこうに」が番組内で初めて放送されたのは、1996年4月の「今月の歌」でした。

当時、番組を卒業して作家としての活動を本格化させていた坂田氏のもとに寄せられた楽曲制作の依頼。当時歌唱を担当していたのは、第8代うたのお兄さん・速水けんたろう氏と、第17代うたのお姉さん・茂森あゆみ氏のコンビでした。新しい年度のスタートとなる4月にふさわしい、子どもたちが元気いっぱいに一歩を踏み出せるような前向きな歌を届けたいという想いから、この楽曲の構想がスタートしたと伝えられています。

坂田氏自身が明かした制作エピソードによると、窓の外を眺めながら「雨が降っても、その向こうには必ず青空と虹が待っている」というシンプルかつ普遍的な光景を思い描いた瞬間、あの軽快で覚えやすいメロディと言葉が自然と溢れ出してきたといいます。誰もが幼少期に感じる「雨上がりのワクワク感」を純度100%で音符に落とし込んだからこそ、初放送から瞬く間に全国の家庭へと浸透していきました。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。